お店の暖簾を紹介します

2年近く前から今の暖簾に掛け替えました、それまでは白地の麻に亀の図柄の

ごくごくシンプルなデザインのモノを創業以来35年ほど掛けてきました。

この今のデザインになった経緯は随分前からの飲み友達であり亀楽の常連様である

兼先恵子さんの個展を見に行った時に彼女のコンセプトデザインである手と手を絡ませた「絆」の

大きなタペストリーが掛けてあって改めてハッとさせられしまい半分冗談で

「このデザインの暖簾をうちの店にかけたいな~」と言ったら 「時間くれたら作ったげるで」

と言う思いもかけない返事をもらった。 それから待つこと2年近く「そろそろデザイン詰めよか?」となり

とんとん拍子にデザインが出来上がってきて最後に背景の色を決めさせてくれると言うので

思いっきり艶っぽいワインカラーにしてもらいました。

前にも紹介した店の中の「あなたに笑顔が戻る日」にも共通する「手」

手を差し伸べ手と手を絡ませる、心が安らぎ癒される情景やと思うんです。

今日、店に来てくれてそろそろ来年は夏バージョンの暖簾を作ろうか?と言ってくれたので

夏にはスッキリと、それでいてヤッパリ結構艶っぽい暖簾が掛かりそうです。

因みに彼女はあちらこちらの作品展に出展するプロの染色作家であり

関西のいくつかのその方面の大学で教鞭を執る先生でもあり酒豪でもあるのです。

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